屋根裏部屋 01
Interfaceのルーツとなった作品 2015年 神仙沼
この写真を見直した時、『なぜ木の枝はこんなに不自然な方向に延びたのだろう』と疑問に思った。
木々の枝は、光を追い求め、風などの障害を最小限に食い止められる方向に枝を伸ばす。
必要なものを追い求め、大気中に毛細血管のように複雑な形状で枝を伸ばす木々。
すべては『大気と大地の物質の交換のため』
大気と大地の物質交換を取り持つ『Interface』としての役割を全うするため、木々は複雑な形状の枝を大気中に伸ばす。
これに気づいた時、『Interface』というタイトルが浮かんだ。